就職先が限られている田舎にいるより上京した方が色々な可能性があります。
特に若いうちは一度都会での生活を経験しておくと良いでしょう。
都会は田舎に比べて仕事の選択肢も多く、正社員として好待遇で働けるチャンスもあります。
様々な経験は視野を広げ、故郷に戻る事になってもその経験は必ず役に立つでしょう。
上京を考えると色々と準備が必要ですが、ポイントを押さえておけば身構える程の事はありません。
就職先も選り好みをしなければ意外と簡単に見つかるものです。
上京をする上で一番大事なポイントは「住居」です。
立地や間取りも大切ですが生活を支えるための家賃が特に大事です。
田舎の感覚をそのまま都会に持って行くと、家賃の高さに驚く事があります。
交通の便が良い立地を優先して考えていたものの、家賃が予算の倍以上の値段で断念した…という事例もあります。
敷金や礼金などの初期費用もかかりますので注意が必要です。郊外に行けば安い物件もありますが、それだと職場までの交通費がかかってしまい思ったより高くついてしまう事もあります。
また、車の所有についても考え直す必要があります。
田舎では一人一台の感覚で所有していた車も、都会に持ち込むと駐車場の値段も馬鹿にならず生活を圧迫する原因になります。
家賃と駐車場代で収入のほとんどが消えてしまっては話になりませんので、都会では車を所有せず公共交通機関を賢く利用する事も頭に入れておく必要があります。
都会で就職をする目的を明確にして、憧れだけでなく現実に即した内容になるように総合的に考えると良いでしょう。